ドライオーガズムには、大まかに分けて二種類あり、１つ目は前立腺への刺激から発生するドライオーガズムと、もう１つは直腸の壁で快感を得るドライオーガズムです。
目次
２種類のドライオーガズムの特徴と違い
前立腺から快感を得るドライオーガズム
このタイプのドライオーガズムはアネロスのヘッド部分が、（開発された）前立腺をツンツンとつつくことによって快感が発生します。
前立腺の刺激から発生するドライオーガズムの特徴
- 繰り返し訪れる射精感に似た快感が、どんどん大きくなる
- 数分の間に10回も20回も連続で射精するような快感（射精はしない）
- 射精したいのにできない感覚（寸止めに近い）が何十秒も続く
- 射精している感覚のときに、さらに射精する感覚が重なってくる
このように射精感が伴う特徴から、わたしは「男性型ドライオーガズム」と呼んでいます。
腸壁から快感を得るドライオーガズム
このタイプのドライオーガズムはアネロスのヘッド部分だけではなく、アネロスが直腸壁に触れている部分から快感を得られています。
腸壁の快感から訪れるドライオーガズムの特徴
- アナル内のアネロスから生えた短い触手のようなものが蠢いているような感覚
- アナルの中から何かが漏れ出ちゃいそうな感覚
- 内臓が引きずり出されるような感覚
このように、直腸壁の粘膜で快感を得ているところが女性的なので「女性型ドライオーガズム」と呼んでいます。
男性型ドライオーガズムも女性型ドライオーガズムも同じ特徴として、（※）基本射精することがないので、人によってはアネロスを抜くまでオーガズムの波が繰り返し訪れることになるのです。
（※）「基本」と書いたのは、PC筋のコントロールによっては、射精（トコロテン）することも可能なんですよ。
男性型・女性型ドライオーガズムに到達するメカニズム
男性型・女性型共に同じドライオーガズムでも全く違う感じ方をするドライオーガズムですが、到達するためのベストな方法はアネロスを使用することです。
男性型ドライオーガズムには前立腺への刺激が、女性型ドライオーガズムには直腸壁への刺激がスイッチ（引き金）になっています。
男性型ドライオーガズムに達するためのメカニズム
男性型ドライオーガズム（射精感に似た快感）を得るには、PC筋の弛緩・収縮を利用し、アネロスで前立腺を刺激します。
PC筋の弛緩・収縮を利用するとは、どういうことなのか？具体的に画像と合わせて見てみましょう。
PC筋とは日本語で恥骨尾骨筋（ちこつびこつきん）や骨盤底筋（こつばんていきん）と呼ばれていて、男性の場合は恥骨あたりから尾底骨あたりまで伸びている筋肉（赤色の部分）です。
（１）このPC筋はおしっこを止める動作をすると締まる筋肉で、アネロスのヘッド部分が前立腺に軽く当たるようにPC筋でアネロスを固定します。
（２）前立腺にアネロスのヘッド部分が軽く当たる状態を続けていると、前立腺から小さな違和感を感じるようになり、その違和感が次第に大きな快感へと変化していきます。
（３）生まれた快感によって思わずPC筋を締め付けてしまいます。そうするとチューブの中身が押し出されるのと同じ要領で、アネロスが押し出され（中に引き込まれ）前立腺を押し込み刺激を加えます。
（４）アネロスが前立腺を押し込むことによって、前立腺から快感を得られます。しかし、このまま前立腺に強い刺激を与え続けてしまうと、前立腺の感覚が鈍ってしまい、より大きなドライオーガズムを誘発できなくなってしまうので、意識的にPC筋を緩め、アネロスのヘッド部分が前立腺に軽く当たる状態に戻るようPC筋をコントロール（脱力）します。
これにより、アネロスは元の位置に戻ります。
（５）そしてまた、生まれた快感によって思わずPC筋を締め付けてしまい、アネロスが前立腺を押し込みます。
では、この一連の動き（３）の締め付けと（４）の脱力の動作が繰り返されるとどうなるのか？見てみましょう。
いかがでしょうか？言葉だけだと分かりづらかったと思いますが、アニメーションにしてみると、PC筋の締め付け→脱力を繰り返すことによってアネロスがリズミカルに前立腺を圧迫刺激していることがわかります。
これがアネロスで前立腺を刺激し、ドライオーガズムを誘発させる仕組み（動き）なのです。
また、ドライオーガズム経験者の中には「アネロスが勝手に動く」と表現している人がいるのもこの仕組みで、このアネロスの動作の中で本人が意識しているのは「脱力」の部分だけであり、PC筋の締め付けは、あまりの快感によって思わず（無意識に）PC筋を締め付けているので、当の本人からすると「意識して力を抜いているのになぜアネロスが前立腺を押し込むのか？」がわからないので、「アネロスが勝手に動く」と錯覚するのです。
ドライオーガズム到達には、脱力することが重要と言われているのは、この意識的な脱力と無意識の締め付けによる、アネロスのピストン運動を誘発させるためなのです。
女性型ドライオーガズムに達するためのメカニズム
女性型ドライオーガズムに到達するためには、こちらもPC筋を締めるのですが、PC筋を締めつつも、おしり全体を使って内側に締めるようにします。
男性型ドライオーガズムとは違い、女性型ドライオーガズムは直腸壁の蠕動運動を利用します。
蠕動運動とは直腸を含む大腸などが収縮を繰り返し、内容物を先へと移動させる働きですが、利用すると言っても、蠕動運動を起こしているのは自律神経なので、蠕動運動を起こそうと意識して起きるものでもありません。
では、どうすれば蠕動運動を起こすことができるのか？と言うと、大腸の蠕動運動を促す反応を利用すると良いかもしれません。
人間には「ご飯を食べると腸が動く」という神経反応（胃・結腸反射）があるので、アネロスの前に軽く飲食をすると蠕動運動が起こりやすくなるかもしれません。また、この反射は朝に一番強く起こると言われています。
あとは、身体がリラックス状態にあるときに蠕動運動が起こりやすいので、アネロスを使用する前に入浴したり、他から干渉されない完全なプライベート空間で行うのも良い方法です。
「アネロスを使用する時はリラックスすると良い」という話を聞いたことがあると思いますが、こういうところにも繋がってるんですね。
蠕動運動が女性型ドライオーガズムを引き起こすワケとは？
蠕動運動は内容物（食べ物）を口側から肛門側に送り出すための動きで、直腸もアネロスを蠕動運動で外に送り出そうとします。
その際にアネロスが直腸壁と擦れ快感が生まれます。
女性型ドライオーガズムの特徴は「短い触手のようなものが蠢いている」快感であったり、「何かが出てしまいそうな感覚」でしたね。
直腸が蠕動運動でアネロスを外へ排出しようとする動きが、直腸壁とアネロスが擦れあうことによって、アナル内で何者かが蠢いているように感じたり、何かが出てしまいそうな感覚を引き起こしているのです。
まとめ
男性型ドライオーガズム、女性型ドライオーガズムとも、同じオーガズムでもアプローチの仕方から感じ方まで全く違っています。
前立腺を刺激して得られるドライオーガズムは、射精感に似た快感を得られるのが特徴で、誘発させるにはヒリックスシントライデント等の前立腺を刺激するのに向いているアネロスがオススメです。
ANEROS HELIX SYN TRIDENT（アネロス ヒリックス シン トライデント）（税込：10,395円）
前立腺ではなく、蠕動運動を利用して快感を得るには、ペリダイス・テンポが向いています。
ペリダイス（税込：2,640円）
また女性型ドライオーガズムに比べて男性型ドライオーガズムのほうが到達しやすい（大竹の個人的な感想）ので、まずは男性型ドライオーガズムから挑戦してみると良いでしょう。
P.S.
ドライオーガズム未経験の人が、短い期間で着実にドライオーガズム到達を目指すには、大まかに分けて
- 前立腺の位置を把握
- 集中的に前立腺に圧迫刺激を与えて開発（快感を得られるように）する
- 前立腺の開発が進んだと感じたら、アネロスでドライオーガズムを目指す
この流れです。
（１）の前立腺の位置を把握するには、前立腺いじりオナニーが有効。詳しくは前立腺の気持ち良さを体験してみようのページを見てね。
前立腺の位置がわかったら、次は（２）前立腺で快感を得られるようにするために開発します。
効率よく前立腺を開発するにはしっかりと圧迫刺激を加えます。できれば毎日圧迫刺激を加え続けることによって、短期間で前立腺からの感覚を得られるようになります。
詳しくはドライオーガズムに到達できないって？それは前立腺の開発が不十分だからですのページを見てね。
最も早く前立腺を開発するためにも、わたしはネクサスレボの利用をオススメします。
正直これさえ手に入れれば、あとは使うだけで楽してガンガン前立腺を開発することが可能。
短期間で、なおかつ最大限の効率を求めるのであれば、ネクサスレボ一択。それほどの逸品です。
（３）は前立腺の開発が完了してからのステップになるので、まずは（２）の前立腺の開発に全力で取り組もう。アネロスを使うのはその後だからね。
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